みやざきの力 (社)宮崎県農業法人経営者協会
ホーム協会についてイベント情報会員一覧ニッポンを変える!ブログリンク集お問合せ

アグリブログ

  • 年の瀬に法律の話でスミマセン。。
  • グローバル化出来ないゼ、日本
  • 【「TPP賛成派からいきなり反対派に」のなぜ?】
  • 拝啓  田原総一朗 様
  • アンフェアなのは誰か ~日本の復興と報道のあり方、そしてTPP~
  • ドイツが毎年誕生・・・環境・世界の変化と脳みその変化!
  • 日本の復興と耕作放棄地
  • 長友くん、北北東へ進路をとる、、
  • 日本の今後 怒濤の100分間を終えて・・・
  • 日本の復興と・・・ リーダーに期待すること
  • 新年度になりましてご挨拶
  • 口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月27日
  • 口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月22日
  • 口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月21日
  • 口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月20日
  • 口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月17日
  • 口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月16日
  • 口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月15日
  • 口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月14日
  • 口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月13日
  • 口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月12日
  • 口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月10日
  • 口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月9日
  • 赤松大臣との意見交換会感想コラム「亡国への旅」
  • 事務所移転のお知らせ
年の瀬に法律の話でスミマセン。。

 本日は12月26日、あと5日で平成23年が終わってしまうという師走まっただ中のこの時期、1年を振り返る・・・のではなく、「農地法」という法律について書いてみます。

何かあると農地法の改正とか撤廃とか、、好き勝手言われ、一般の人々には全くなじみのない法律「農地法」。。事細かに書くのではなく、どういったものなのか大まかに書いてみます。詳しい知識を習得したい方は本屋さんへGO!

 

 まずは前置き。農地法とは農地を守るための法律です。農地を勝手に売買・賃借したり、農地に勝手に建物建てたり(農地転用)ということを禁止しております。ちなみに「農地」とは、農作物を生産するための土地のことで、登記簿謄本で「田」とか「畑」等になってる土地。山林や宅地とは別です。家畜を埋めたりソーラーパネルを設置したりするところでもありません。

 

農地が売買できるのは通常農家(農業生産法人含)が作物を生産する場合のみで、近年よく聞く「企業の農業参入」は賃借のみOKです。

また、今回は「農地」の話ですので、農地の必要ない農業(養豚や養鶏、菌床茸類等)ははぶきます。

さてさて、このままダラダラと解説すると莫大な量になるんで最近の気になる報道やエセ専門家の意見などに添って書いていきます。

 

・「農地法撤廃」論について

 阿呆の極みです。必要に応じた改正はアリでしょうが、撤廃なんてありえませんね。そもそもこの意見は企業が自由に農業参入しやすい様に・・といった経済界の好き勝手な視点からのものでしょうが、いくら楽に参入出来たとしても、その周辺が好き勝手に家が建ったり資材置き場になったりすれば意味がないですよね。経営しづらいったらしょうがない。。一定のルールの下で!ってのは必要でしょう。

 

・「法人での農業経営」について

 現在、農地法の許可を得た「農業生産法人」と一般の株式会社等の「企業の農業参入」と2種類可能です。前者は「農業者」、後者は「企業」(農業者ではない)という取り扱いになります。

前者は一般の農業者と同じ取り扱いですから普通に農地の売買・貸借が出来ます。後者は「農業に常時従事する役員を最低1人は置くこと・・」

等の条件付きで賃借のみによる農業参入が可能になっております。ただ、可能になったらなったで「なぜ農家扱いされないんだ」「なぜ補助事業出来ないんだ」と文句言い出す始末。・・・はて?企業の皆さんは農業がやりたかったのではないのですか?もしや補助金や制度資金がお目当てでしょうか。

 

・「企業がなぜ農地を売買できないか」について

 これについては逆に質問しますが、昨今「中国人が日本の宅地や水源などを買いあさっている」などの報道があった際、どう感じられたでしょうか。実際どうかは判りません。火のないところに煙は・・・と考えれば、恐らく買ってる事例あるでしょう。

・・・さて、農地の話、、。「企業の農業参入」認めましたが、その「企業」についての規定はありません。経団連加入だとか、設立から10年以上経過だとか、出資人が全員日本人であること、だとかありません。

そうです。売買を認めるということは、外国人が(出資した会社が)自由に日本の土地を買えることを認めるということなのです。しかも河川沿いの上流なんてすべて水田でしょう。いかが?ついに豊かな水まで手放しますか?

 

・「経営を合理化するため企業の農業参入を・・」の意見について

 日本の農業がなぜヨーロッパのように経営の合理化が出来ないか?答えは3種類あります。1つ目の答えは「国土のほとんどを山林が占めているから、要は、農地が狭いから」です。経営者の責任ではありませんね。

ただし、そのおかげで水の心配しなくてよい訳です。いわば農業経営の不合理さは豊富な水と引き替えなのです。「じゃあ日本では食料生産しなきゃいいのでは」という方いらっしゃいます。食料すら作れない国が先進国?(笑)・・・そんな方は香港かシンガポールに移住しましょう。食糧を自給できないステキなところです。

 

 さて、企業が参入すれば本当に合理的な経営ができるのでしょうか。その鍵は2つ目の答えにあります。2つ目の答えは「農地とはいっても民法に守られた個人の財産」だということです。いくら荒れていようが個人の財産、行政も企業も勝手に手が出せません。貸す・貸さないもそうです。これが最大の阻害要因。企業が参入したからって、すぐに100ヘクタールなどの土地が集まるとは思えませんね。もし集まるんなら既にやってます。

極端に言うと、農地はすべて国有地にしてしまって「国から借りて農業する」とした方が全然いいかもしれません。だってそうすれば、荒れ地にした人からは取り上げれるし、相続も発生しませんもの。賃借料ったって、固定資産税納めてるし、そもそも農地は国のものだったのをアメリカ(GHQ)が占領後に開放したものですから。ただ、、政府が今みたいな状況なら逆に恐いですから、担当は宮内庁がよいでしょうね(笑)

 

 3つ目ですが、エセ専門家の皆さんはあまりに農業経営のイメージを「米」で考えすぎです。米と野菜を一緒にしないことです。米はオートメーションされてますし、年間50日程度の耕作日数ですが、野菜はそうではないのです。

 

 

・・・さて、以上ですがいかがでしょう。農地法撤廃すべきでしょうか、撤廃すれば農業の国際競争力がつくのでしょうか。・・・否!「農業ばかり保護されて・・」と言う方いらっしゃいますが、私に言わせりゃ当たり前、ついでにアメリカもオーストラリアも保護政策当たり前にやってますよ。当然です、何かあった際に国民が飢えないようにです。

ただし、ただ金を配るだけというのがいいとは思いませんね。現在先進的にやってる人が更に発展するために必要なこと、法律や制度やらを作るなり変えるなりすること、それが国の仕事だと思います。それが次の世代の経営者を育てることになりますよ。1番最低ラインを見て上辺だけの構造改革を詠うことではありませんね。

 

エセ専門家の浅はかな農地法撤廃論のとおりになった最悪のシナリオは、、、

 

外国人が出資した会社が豊かな川沿いの農地と山林をダーッと売買により取得。そこに工場を建てる。すべて許可いらず。水田にまわってくる水はなく、米は作れない 米は海外から輸入しましょっか!。。。まあ♪素敵な未来ね!!

 

 

農業会議 杉田

詳しくはコチラ

グローバル化出来ないゼ、日本

 果たして日本はホンキでグローバル化する気はあるのだろうか。日本の企業が自分のみを守るために「グローバル化」と「ガラパゴス」という言葉を戦略として使い、それにシロウトな政治家が乗せられてるとしか思えない。海外の人と話すとよくわかるし、海外の人の方が日本を心配してますね。。

 

 TPP反対の時も何度も書きましたが、グローバル化するには農業ではなく経済界の構造改革が最重要。あげればキリがないんですが多少書くと、まずは携帯電話。日本でしか使えないシステムで通話料も異常に高い。為替関係なく中国の10倍以上の料金ですね。そもそも「かけ放題」なんて日本のみ。

皆さんプリペイドカード式を使ってて、海外どこに行こうがどれだけ話そうが安い安い。「日本製は製品、韓国製は商品」とはよく言ったものです。日本でしか使えない製品作って守ってるのは自分達、ユーザーなんてどうでもいいんじゃないでしょうか。。障壁とっぱらって、海外企業の参入お待ちしております。

 

電気料金はアメリカの3倍です。脱原発は必要でしょうけど、それを理由にもっと上がるかな!?経済産業省は何やってるんでしょう?

 

航空チケット、今日買った今週末の宮崎~福岡往復で4万5千円です。タイ~ベトナムの1番安いチケットが800円の時代ですよ(苦笑) 私たちが払ったお金、どこに消えてるんでしょ??悩ましい話です。。

 

 経済界の構造改革を行うためTPP締結するんなら僕は賛成、ただし、農業と医療は別だと思ってるんで反対してますが、、。医療は別の機会として、農業はなぜ別なのか。どっかの誰かさんみたいに「壊滅する」からではありません。

①不当な利益を得てるわけではないから、これ以上の経営改革は難しい。経済界が物流費などコストダウンすれば可能。

②食料を輸入に頼ると、海外の状況により、まず日本人から飢えていくから。

・・・1番簡単なものでもこの2点。。米騒動の記憶お忘れか。国内の不作ですらあの騒ぎでしたね。

 

食糧不足でまず困るのは妊婦さんとお年寄りです。しかも世界は人口爆発、毎年ドイツが生まれてます。食料も水も足りなくなります。・・・遺伝子組換え食品を全否定できないのはそれがあるから。それなのに日本は食料を輸入で賄おうとしてるんですね。

悩ましい話です。。

 

 政治家も経済界もそろそろ自分達じゃなく日本を守りませんか。グローバル化?ズタズタになるゼ!世界と対等に勝負するにはあまりにも貧弱。

 

 

農業会議 杉田

詳しくはコチラ

【「TPP賛成派からいきなり反対派に」のなぜ?】

 つい先日までTPP賛成派だったソフトブレーン創業者(現マネージメント・アドバイザー)宋 文洲 氏による昨日からのTPP関連ツイートが面白いので一部紹介いたします。

 

 

・中身を聞いていうと、私もTPPを反対するようになった。

 

・世界を相手にビジネスすべきだと思ってTPPに賛成したが、中身と裏事情を知るに連れて、TPPの

 政治意図と危険性を知った。結局、基地問題と一緒だね。

 

・中国、韓国、台湾、香港(インドも)が参加しないTPPは単なる米国とその随従国達との同盟経済圏

 だ。それを理解したうえで国民の賛成を得るならいいと思う。

 

・中国、ロシア、インドのような主要国が一つでも入っていれば、日本の対米交渉力が強くなるが、現

 状の構成をみると米国と対等交渉できる国は一つもない。米国隊長の言いなりになる。それを「環

 太平洋(TPP)」といっても中身は違う。

 

・プラザー合意を思い出せばよい。米国はやりやすい所からやる。中国やロシアやインドなどはそん

 な内容を飲む訳がない。ましに米国の世界経済への貢献度がどんどん下がっていく今後において

 は、ありえないことだ。

 

・日本はアジアにもっとも近い先進国だ。その強みは今後数十年続くだろう。

 米国主導のTPPにはいれば確かに米国はアジアへの足場を得るが、日本

 はアジア(中国、韓国、台湾、香港など)への主導権が奪われるだけ。

 

・今後数十年間にわたって経済も米国と同盟化すべきだという議論が成された結果としてTPPに加入

 するなら、それは日本国民の意思だからよろしい。農協、医師会などの保守勢力を出汁にして、あ

 たかも開国か鎖国かの二者択一を国民に迫るのは、小泉さんの郵政改革と同じように、欺瞞だ。

 

・「宋さんに同意するが、なぜみんな日中韓のFTAには否定的なの?」の質問に対し、、、

 実は先週までにTPPに賛成してきたのはそのためでした。経済開国すべきです。すべての国と

 FTA交渉すべきです。

 

・先週後半、官邸に近い友人から聞いたが、TPPを急がせているのはもっぱら対米追従の前原氏達。

 ・・・あの人はいつも深慮足りない。

 

・「中国共産党はしっかり研究してますね。日本の失敗は明らかに為替(プラザ合意)にありと見てま

 すよね?」の質問に対し、、、

 プラザー合意がなけば日本はここまで経済で苦しむことがない。中国はしっかり当時の日本を研究

 しているため、絶対に元を円の様に上げない。

 

・軍事の日米安保は賛成だが、経済までも米国に委ねるなんて、怖すぎる。そのメリットはないし、今

 後の対米交渉力も存在価値もなくなる。それこそカリフォルニア州と何も変わらない。

 

・米国が国力が落ちれば落ちるほど、日本の国内化を急ぎたいだろう。在日米

 軍は名目上は対中というが、日本の離反を不可能にするためだ。いまの戦争

 なんか、宇宙から無人機と空母を操って解決する。

 

・「TPP」の様な訳の分からない横文字略語ではなく、「環太平洋貿易協定」、あるいは「太平洋協定」

 というべきだ。そうすればなぜ中国、韓国、ロシアが入らないかを国民が考え、実態は「米国貿易協

 定」だと気付く。

 

・リーマンショックまでは、米国が自分のやり方を「グローバルスタンダード」と包装し、世界に押し付

 けていた。それの一番の被害者は日本だった。それが通用しなくなった今、「TPP」を考え出した。

 

・日本の選択は日本人が行うべきだ。日本人を家族に持つ私が日本の繁栄を

 心より望む。ドサクサに間切混んで帰れない道に乗せるのは良くない。TPP

 の中身と長短を十分に議論してから交渉すべきだ。とにかく交渉を始めようと

 いう「焦り」に危険を感じ始めたのは先週だった。

 

・「既にASEAN+6など別の形でグローバル化はAPEC全域で広がりつつあり、今月に東アジアサ

 ミットで再確認されると思います。こちらの形のグローバリゼーションは宗先生は推進ということで

 良いのでしょ」の質問に対し、、、

 日本が一番稼いでいるのはアジアだ。米国主導の経済同盟は米国の利益だ。

 

・日本人の多くは「皆が入っているから」というプレッシャーに弱い。米国はそんな心理をうまく利用し

 ている。「TPP=皆」と誘導したいだろう。誰と誰と…とリストアップすれば、実実態が見えてくる。

 

・こうみると、政治家がだめだと、経済も苦労するな。政治と関係ないところで頑張りたいビジネスマ

 ンが多いのに…

 

・政治家も与論も五分五分。数字が「まだ分からない」「迷っている」と言っている。その状況下で交渉

 参加が急ぐこと自体が怪しい。私が先週後半からTPP反対に転向したきっかけが、米国随従政治

 家のこの焦る姿勢だった。

 

・日本は米国の「経済的核傘」の下に入らないとやっていけないほど、経済小国になっていない。TPP

 は傘ではなく、檻だろう。

 

・・・と、まあこんな感じ。焦って脇の甘い政治家とは前原誠司政調会長らしいですね。

 

 さてさて、交渉参加に反対する農業側も「農業が崩壊する」ではなく、ある程度の理論武装はしましょうよ。同じ反対派の私ですら聞いてて聞き苦しいことありますよ。

アメリカがアメリカの雇用を伸ばすための政策を打ってくるのは当然のこと。そりゃあそうでしょう。情けないのは日本の対応ですね。

 

 そして先程何かで読みましたが、元農水事務次官が「農業保護政策は間違ってた」と言い出す始末(笑)そして大規模経営化するために「農地法なくすつもりで改革を・・・」とか阿呆丸出し。。

 

 決まった!次のブログは「農地法改正は必要か?」かな?すっげー短くなるけどね!

・・・農地は宅地や山林と同じく民法で定められた個人の財産。農地法改正してもそこは絶対なのデス、、、あ!ネタ書いちゃった。。ww

 

 

農業会議 杉田

詳しくはコチラ

拝啓  田原総一朗 様

ジャーナリストの田原総一朗氏が日経BPネット時評コラム公開されました。

「TPP反対と反原発の根っこは政府への不信感」http://nkbp.jp/u3wYCf

 

 

拝啓 田原総一朗 様

 

 もう少し勉強されて、農業・農業経営の認識上げられるか、知らないことには口を出されない方がよろしいのではないでしょうか。貴殿の脳みそ「この程度?」と思われてしまいます。

 

ア 反原発とTPP反対を同じに考えるとは何事でしょう。北海道の方をバカにしているのですか。

 

イ 最後の頁、政府やマスコミに対する「きちっと情報出すべきだ」というのは判ります・・・が、貴殿も

  「賛成」というのであれば、自分で具体的に説明すればよろしいのではないでしょうか。

 

ウ 北海道の農業が自立する為にはマネジメントが必要で企業の参入を進めるべき?とありますが、

  意味が判りませんし、そもそもこの時点で、貴殿は農業経営が判ってないまま好き勝手言ってるこ

  とことミエミエです。

   しかも、それとTPPと何の関係があるのでしょう。JAが反対とありますが、JAが反対すると農業

  に参入できないなんて法律はありませんよ。

 

エ 5頁、TPP参加によりGDP2兆7千億円押し上げ・・とありますが、これって10年分の累積です。

  そ して経済成長率0.54%です。10年掛かりでたったそれだけしか成長しないものに何のメリット

  があるのでしょう。

 

オ 農業以外はいかがでしょう?国民健康保険や遺伝子組換え食品の輸入は?貴殿はあと何年か

  でお亡くなりになるからいいでしょうが、子供達はそうではありませんね。

 

 

 あまり言いたくありませんが、私から見れば無責任なマスコミも貴殿も同じです。田原さんには田原さんの意見があるでしょうが、せめてよ~く理解されてから書かれてはいかがでしょう。どうして農業者が経営が成り立たないものが企業が参入すると成り立つのでしょう。

大規模化ですか。出来るのであれば既にやってます。・・・というかやってるところ沢山あります。百歩譲って大規模化しても、それって田(稲作)と畑(畑作)をごちゃまぜにしてませんか。今「え?違うの?」と思われたのではありませんか。

経営者の努力が足りない?そういう方もいるかもしれませんが、それって貴殿の仕事でも経済界でも同じですよね。なぜ農業だけは全員くるめて「農業者」で、経済界は(経団連加入などの)企業のみ指して「企業」及び「経済界」なのでしょう。

経済界と農業界が手を組んで発展していくのはいいことですが、それと企業参入は別の話ですよね。そして「発展」とは何でしょう。ちゃらちゃらした加工品を作ることですか?違いますよね。

よろしいか、農業界が更に成長する為、もし仮に経済界の力を借りるとすれば、経済界の構造改革が必要なのです。農業経営者はやってます。売値は下がり製造にかかる原価は相当上がった、物流コストも上がった中やってるのです。逆にこれが中小製造業であればとっくに潰れてる会社沢山あるのではないでしょうか。

 

 国として、自国の産業の弱い部分を守ることは悪いことではありません。当然のことです。日本の農業は一気に大規模化などしてコストダウンできない理由があるのです。まず、農地面積が少ないのです。ご存じの通り日本には沢山の山があります。これが効率化できない理由の1つです。・・・が、しかし、この山々によって、豊かな水という何物にも代え難い財産があるのです。 言わば、農業者の経営難は、日本の国土によるものであり、豊かな水と引き替えのものなのです。

水も食料も砂糖も海外からの輸入に頼りますか。違うでしょう。

 

 TPPとは言わば日米修好通商条約です。準備なしに締結した幕府は倒れました。しかもその後、自主関税権を取り戻す為にどれほどの血が流れたとお思いか。

せめて有名ジャーナリストであれば、きちっと調べてコラムなど書かれますよう。

 

 

農業会議 杉田

詳しくはコチラ

アンフェアなのは誰か ~日本の復興と報道のあり方、そしてTPP~

「はたして日本という国は東日本を復興させるつもりが本気であるのだろうか」

 

 本日は9月15日、野田内閣が発足して本日で2週間。早くも経産相が交代、、、ですが、どうも釈然としない。心ない発言はあったもののマスコミの対応酷すぎますね。「放射能うつしてやる」発言、本人は否定してるのに、その場にいなかったはずのフジが1番最初に放送し、最終的には辞任に追い込みました。

 

そして枝野大臣が誕生するとすぐに、日経新聞にTPPのことが掲載されました。 いきなりTPPを言い出した菅内閣の中枢にいた男ですから「いつかは」と思ってましたが、、。う~む、実にスポンサー(経済界)に傾いた内容、、、これって報道とよべるものなのか。。

 下記、山本謙治氏の大人気ブログ「やまけんの出張食い倒れ日記」のURLです。いつも全力で応援して下さる「やまけん」さん。皆さんに是非目を通してほしい内容です。

 

http://ow.ly/6uX9f

 

 やまけんさんも書かれているけど、日経新聞、、よくもまあここまで経済界に都合よく書けるもんです。そして薄っぺらい「農業改革論」。もちろん経済界にもマスコミにも良識ある方いらっしゃるでしょうが、、。 TPPについて自分の思いを書くと物凄い量になりますから、農業以外の判りやすい部分だけ簡単に書きます。

 

(1)TPPはアメリカの雇用をのばすための政策

・オバマ大統領の2010年一般教書演説「今後5年間で輸出を倍増する」と表明。そして更に横浜(11月13日)での演説。前記を説明したうえで、、

 

「それが、今週アジアを訪れた大きな理由だ。この地域で輸出を増やすことにアメリカは大きな機会を見いだしている」

「国外に10億ドル(825億円)輸出するたびに、アメリカ国内に5,000人の職が維持される」

「いかなる国もアメリカに輸出さえすれば経済的に繁栄できると考えるべきではない」と演説。

 

・オバマ大統領の2011年一般教書演説「我々は最近インドと中国との合意(※ 中国がアメリカの航空機200機等(3.7兆円)を購入)に署名した。それは合衆国の25万人以上の雇用を支えることだろう。韓国との貿易協定の合意は少なくとも7万人の雇用を支えるだろう」

 

 

(2)TPP締結しても日本の輸出は伸びない

・貿易は関税ではなく為替。試算では、関税撤廃しても日本のGDPは0.5%程度しか伸びない。伸びている韓国と比較すると、、農産物の関税率(韓国62.2%、日本11.7%)、全体(韓国8.33%、日本2.61%)であり、関税が輸出の妨げとなっているのはホラ話、関税高くても韓国の輸出は伸びてる。ただし、韓国内の中小企業は疲弊し、大卒の就職率は最悪の状態であるが、どこも報道していない。

 

・既に日本の自動車メーカーのアメリカにおける新車販売台数の6割は現地生産。H社は8割強。

 

 

(3)国内の弱い部分を関税で保護するのは悪いことではない

・実際、アメリカですら対オーストラリアでは砂糖・シロップ・ブルーチーズなど関税撤廃していない。それ以外でも落花生やピーナツバターなどは100%以上の関税率(参考:2009年)。

 

 

(4)輸出が伸びても国民の生活は豊かにならない

・奇妙なことですが、実際、2002年以降急激に輸出は増えている(2倍弱)が、1人当たりの賃金は約10%ダウンしている。2割以下しかない輸出の主導で、国を引っ張っていくこと困難なのか。。

 

 

(5)農業だけの問題ではないのに農業の部分しか報道されず

・TPPのターゲットは①金融 ②電子通信等のサービス ③公共事業などの政府調達 ④特許 ⑤知的財産 ⑥投資 ⑦衛生・検疫 ⑧労働規制撤廃による雇用 ⑨国際紛争の解決 ⑩関税撤廃等貿易  等々。

 

・2011年1月22日経団連米倉会長が「将来は外国から移民を受け入れるべき」と発言。TPPによる(当初の)ターゲットは食品と雇用と保険。

 

 

(6)有識者による反対意見

・2010年12月1日、日本医師会のTPPに対する見解。「日本の医療に市場原理主義が持ち込まれ、最終的には国民皆保険の崩壊に繋がる」

 

・2011年1月31日、ノーベル経済学賞受賞者スティグリッツ氏他257名が連名で「アメリカの進める貿易・投資協定における資本移動の自由化を懸念」とする意見書をクリントン国務長官、ガイトナー財務長官に発出。

 

 

・・・といったとおり。自分の思いではなく事実としてあるものだけ書いてみました。・・・というより、農業以外は解説できるほど詳しくないというのがホンネですが。。f^^;

 

 さてさて、アンフェアなのは誰でしょう。情報の遮断は口蹄疫の時に1度経験済みですね。県外にいてパソコンから情報とらない方は、ほとんど口蹄疫のこと知らなかったでしょう。今回もそれに近い・・というよりそれ以上ですね。

「物価の下落が続くデフレ下の日本では、貿易自由化は失業者を増やし、デフレを悪化させる」「デフレ不況の兆候があるアメリカからの輸入はデフレの輸入になる」(京都大学中野剛志准教授著「自由貿易の罠ー覚醒する保護主義」)とのこと。

 

 東北の復興が何よりも優先事項であれば、なぜ「TPP参加できない」と言えないのか。政治家も随分と腰抜けになったものです。「開国」だの「維新」だの龍馬ごっこです。やめましょう、龍馬に怒られますよ。晋作だったら確実に真っ二つです。

東北の復興とTPPは真逆の政策です。なぜどっちにもいい顔するのか。冒頭に書いたように「本当は復興させる気はないんじゃないか」と疑いたくなります。日米同盟?TPP不参加程度では揺るぎません!

 

 ただし、、私自身の意見として「このまま何も変化しないのが最高!」とは思ってません。変化は必要です。ただしTPPは反対!そういうことです。

雇用も判ります。ある人の話を聞きましたが「明らかに日本人の若者の能力が低下している。10分の1の人件費で雇用できる外国人の方がよほど優秀だし、我々は優秀な人材を雇用したい」と・・。

 

私は日本人の若者の質が落ちたのではなく、他が上がったのだと思います。特に言葉。極端な話、日本語、英語、中国語、スペイン語を話せる若者なんて、どこの企業もほしがるハズです(私も宮崎弁しか話せません)。。 ですが、3カ国ぐらい話せる若者、アジアにはゴロゴロいます。

 

グローバル化の波は止まらないでしょうが、その前に日本人は脳みそのグローバル化をすべきです。前回のブログに書きましたが「宮崎のド田舎に住みながらインターナショナルなビジネスが出来ること」が真のグローバル化だと思っています。 我々も変化が必要です。周りの環境が変化するのではなく、自分が変化した方が楽ですね。

 

 

 最後に好き勝手な言い分で「農業は構造改革せよ」と言う経済界・マスコミ、そして経済界につつかれると、スゴスゴとダサ~い改革案を出す農業界のリーダー(的なお役職のパー)に一言。

 

農業界は改革すべきところは何もない。現行の法律の範囲内で目一杯やってる。なぜ悪い事例しかつつかない?更なる改革を求めるのであれば法律(農地法ではない)を改正しなさい。ただし、それは政治家の仕事だ。

「これまで日本を成長させたのは自分達だ」と自負するのであれば、見事経済界の構造改革をやって、今1度日本を引っ張ってみなされ。自分達の後退を農業のせいにするなど笑止千万!ダサいぜ。

今1度聞こう、、、

 

 

「アンフェアなのは誰?」

 

 

農業会議:杉田

 

詳しくはコチラ

ドイツが毎年誕生・・・環境・世界の変化と脳みその変化!

 現在の日時は9月1日午前11時。日本の南海上にある台風12号がゆっくりと北上しております。宮崎に住む私にとって、この時期の台風は珍しくもありませんが、やはり何かが違うと思うのは、かって台風銀座と呼ばれたこの地域に台風が来ないということ。来ないというよりは直撃しない。もう何年も・・・。 もちろん、来ないにこしたことはないけれど、自分の力ではどうしようもない環境の変化は何かしら恐いものがあります。

  世界はインフレ、日本はデフレ。世界は人口爆発、日本は少子高齢化。国会だけじゃないネジレ。。世界の人口についてチラッと調べてみてドびっくり!な・何と1秒間に2.6人づつ人口が増加している。判りやすく例えると、、、

 

「ドイツが毎年生まれている」

 

ことになるのです。大丈夫か、世界の食い物! わずか200年で60億人増えて、今や世界人口70億人。あと40年後には90億人を突破する。大丈夫か、世界の食い物!

子供達は将来何を食べて生きていくのだろう。国産の遺伝子組換えかなあ~。。小さい頃からホンモノをいっぱい食べて口の肥えて(育てづらい)うちの子が植物工場の味のないほうれん草なんかを毎日食べるんだろうか。。輸入物?・・・それはない。 日本はどんどんどんどん世界から食糧を買えなくなっていきますね。やはり国内の食は守っていかねばなりません。近くなる世界との距離。好き・嫌いに係わらず、事実としてそうなっていく(いる)のですね。

・・・では、グローバル化って何だろう?おそらく1人1人が頭に描いたこと、すべて正解なのでしょう(関税撤廃がグローバル化だと思ってる阿呆は除いて(笑))。私の考えるグローバル化とは・・・

 

「ど田舎に住みながらインターナショナルなビジネスが出来ること」

 

だと思っています。昔は、インターナショナルな動きをしたかったら東京に行かねばならなかった。もっと動きたければニューヨークとかパリとか、その業種にあった国や地域に行くしかなかった。今はそれは普通ですね。だから海外に住むことにあまり憧れはなくなりました。逆に田舎に住んでポルシェ乗ってる謎の金持ちジジイの方が格好いい!^^

ただ、それら変化に自分の脳みそがついていってるかと思うと不安。。日本のガラパゴス化って脳みそのガラパゴスじゃないのでしょうか。 

だからといって、今までの仕事を疎かにするわけではありません。私の尊敬するアジアネット田中豊さんの言うとおり「脳みそはグローバルに!動きはローカルに!」です。

 

将来宮崎が、「国内の食を守りつつ、ど田舎に住みながらインターナショナルなビジネスを展開する人が日本で1番多く住む街」になることを願って。

 

 

農業会議 杉田

詳しくはコチラ

日本の復興と耕作放棄地

(はじめに)イヤになるぐらい長いです。。(苦笑) 

 

 本日は8月8日、東北地方をおそった大震災から5ヶ月が経過しようとしております。被災地でのボランティア、炊き出し、義援金、移住の受入等々、復興へ向けた様々な支援が行われている中、たま~に出てくる「耕作放棄地の活用」について書きたいと思います(復興への活用の仕方!というものではなく、理解を深めてほしいという内容です)。

 

 一言で「耕作放棄地」と言っても①日本全国各都道府県同じ状況ではないということ ②耕作放棄地=荒れ地から、耕作してないだけで草刈りなどキチンと管理されているものまであるということ ③法律上、個人の私的財産だということ。 私が知ってほしいのはこの3点です。よって①②については宮崎のことと捉えて下さい。

 

①について 

 私の所にも「農地を紹介してください」という問い合わせがたまにあります。他県の農家さんから異業種の方から新規就農希望者...etc. その内容のほとんどが「1カ所で相当の面積(5ha以上や20ha以上など様々)があり、空港や高速道路、都市部に近いところがほしい」というもの。そんな耕作に適した条件のいい放棄地、宮崎にはありません。あればどなたかが既に耕作してます。都市部や空港から離れても(ほぼ)ないでしょう。

耕作放棄地とは、その名の通り何らかの理由によって耕作を放棄された農地のこと。機械が入らない、作業効率が悪い、日当たりが悪い、すぐに水が出る、猿や鹿など獣害がある等の理由があります。要は耕作不適合の土地ということなのです。私がもし農業始めるとして、上記の理由のある耕作放棄地を積極的に活用するかというと、、、しないと思います。

 

②について

 上記①の理由の他にもう1つ大きい理由が離農です。これには農地だけではなく、廃屋・空き家問題も絡みます。離農・・・言葉の通り農業を辞めてしまうということですが、これは負債整理から高齢化・後継ぎがいないことによる人手不足まで理由は様々です。・・が、負債整理は債権者がキチンと管理し、近隣の方に貸したり売ったりしますので、ほぼ耕作放棄されません。高齢化や後継者不足でも、農業の後継ぎしないご子孫の方が他の地域に住んでいるとしても、キチンと管理し、近隣の方に貸しさえすれば耕作放棄地にはならないのです。

ではなぜ耕作放棄地になるのでしょう。1つは人手不足や兼業化という理由が考えられます。限界集落的なところにおいては若い働き手がいなく、経営面積を縮小せざるを得ない。今は荒らさないように努力されていますが、いずれは荒れていくことが予想され、何とかしないといけない部分ではあります。これはもう農業だけの話ではありません、地域経済とか地域振興の話ですね。

そして後継ぎがいないという現実、これは農業では飯が食えないからでしょう。儲かっているところには後継者はいるものです。ただし、儲かっていないからと言って、すべて経営者の努力が足りないわけではありません。地域性が大きく関係するのです。温暖な宮崎ですらそうですから、1年の半分が雪に埋まってしまうような地域は、もっと厳しいものがあるのではないでしょうか。

そして農作物の価格の低迷、、。輸入品に比べて割高だという意見もあるでしょうが、ここ10年、農作物の値段(卸値)はほぼ変わってません。上がったのは物流コストなど農業以外の部分なのです。

 

③について

 最後に耕作放棄地の活用です。①②のとおり、土地の条件や地域性によって耕作に不向きなところから耕作放棄されていきます。それだけでなく荒れ地になっている土地もあります。荒れ地は(大変失礼ですが)農地等を相続によって引き継いだ方のモラルの低下が原因です。「行政がキチンと耕作できるようすればいいじゃないか」という方もいらっしゃいます。・・・ただ、いくら耕作放棄されようが、廃屋になっていようが、その土地は「個人の私的財産」であり、地主の同意がなければ勝手に手が出せないのが現状なのです。よく「お役所仕事はこれだから・・」と揶揄する方いますが「役所がいいと思ったから法律無視して勝手にやっちゃいましたー♪」なんて方が逆にありえないですよね。

 

いくら手紙出しても返事もない、酷いものでは相続登記も相続放棄もせず祖父などの名義のまま法定相続人数名の共有名義になっている(民法により、売るなら全員の同意、貸すにしても過半の同意が必要です)。「キチンと整備して貸すなり売るなりして下さい」と頼んでも何もしない。耕作放棄には様々な理由がありますが、土地を荒らしてるものの理由は1つ、モラルの低下です。そして、よく農家が批判されがちですが、荒らしてるのは農家ではなく非農家なのです。

(昨日、私も実家に帰り草刈り作業しましたが、お隣は荒れ放題、うちの敷地に木が倒れてくる始末、、本当に困った問題なのです。。w )

「東日本支援のため、移住を希望する農家さんを地域に受け入れて、耕作放棄地で農業やっていただいてはどうか」という意見もあります。素晴らしい意見です。・・・が、そこには地主の同意がいるのです。もし、地主が同意しており、かつ耕作に適した農地が空いているのであれば、どんどん積極的にやっていただきたいと思っております。

 

最後に、、、

 なぜこんな内容書いたのか。よ~く理解してほしいからです。一般の方々があまり詳しくないのはしょうがないです。ただ、議員や国、学者、マスコミなどあまりに好き勝手調べもせずものを言う方が多すぎる。そして口では「絆」だ「支援」だ。 作り笑顔で手をつないで走ってもしょうがないでしょうに・・。

 

数ヶ月前、農地法が仕分けにかけられました。その時に仕分け人が事例で訪れたところは正に最悪の事例地。「宮崎に来なさい」と言いたい。もちろん耕作放棄地ありますが、当法人協会の会員で農地を遊ばせている方なんていません。足りないくらいなんです。なぜ積極的に有効活用している事例は見ないのか、意味が判りません。有効活用してる人がもっと活用しやすい様に!と考えるべきではないでしょうか。

 

口蹄疫に絡む「家畜伝染病予防法」もそうです。畜産経営者は、将来起こるか起こらないか判らない伝染病のため埋設地の確保が義務づけられてます。ここで想定してある土地は農地のことでしょうが、「埋設地の確保」なんて理由で農地法の売買の許可なんて出せないのです。法律のすり合わせやってないのアリアリです。しかも農地を埋設地にするなんて本来は農地転用ですからね。 農地とは農作物を作る土地のことですよ。

耕作放棄地に太陽光パネル?法律上は出来ません、農地転用です。しかも「誰が」設置するのでしょう。機械も入らず日照不足の土地に設置するのは辛いでしょうね。

塩害で耕作出来なくなった農地を国が買い取る?本当に国が買い取る気があるのですか?そうであれば是非やってあげてほしいです。

 

・・・最後はタイトルとは大きく離れた感がありますが、法律や地域、農業の理解としては同じ事です。

先日、セシウム問題で、お馬鹿な主婦が「もう国内の牛肉は食べない」と言ってました。お馬鹿な主婦も流した某NHKも日本から去ればいいのです。国内の食を守らずして一体何を守るというのか。

日本の食料は海外から買えばいい?オイオイ、ここは植民地ですか。今後、日本は食料を海外から買えなくなりますよ。その時に飢えるのは消費者の皆さんです。食料だけでなく砂糖や塩も外国から買うのですか?これら自国で作れなくては、もう独立国家ではありませんね。。

これから農業は輸出で食っていくべき?輸出は積極的にやるべきですが、今回の問題でいかに経営の核にならない貧弱なものか判りましたね。

 

日本の食というもの、日本人が全員で考えて全員で守っていくものなのです。何のために?将来を担う子供達のために!です。

 

 

農業会議 杉田

詳しくはコチラ

長友くん、北北東へ進路をとる、、

 7月7日、七夕の日に事務局の長友君が東北地方へ出張、1泊2日で福島・宮城・岩手3県をまわるという強行軍です。内容はこれから実施する県単事業を3県庁の方々に説明するため。ご協力いただくというか色々動いていただくにも恐らくそれどころじゃないでしょうし、だからと言って勝手にやるわけにはいきません。趣旨の説明と進め方について相談をさせていただく のです。

 

 簡単に事業の内容言いますと、3県の経営者(農業に限らず)がやむを得ず解雇しなければならなかった従業員の方を9月~3月までの期間、本県の農業法人協会会員で一時的にお預かりする。そしてお返しする。その期間の給与と旅費については本県で負担させていただく というもの。

 他の県も既に同様の事業取り組まれているところありますし、どれだけ要望があるか判りません。・・・が、「やむを得ず解雇に至ったが、来年、経営再開した時には戻ってきてほしい」という経営者にとっては、いい話ではないかと思うのです。

 

 絆、支援、復興、、と色々な言葉がありますが、そういう言葉を振りかざしての事業ではなく、あくまで経営者、従業員の方のため、尽力できればと思います。

 

農業会議 杉田

詳しくはコチラ

日本の今後 怒濤の100分間を終えて・・・

 無事終了しました6月30日のセミナー、京都大学大学院 中野剛志准教授の「TPP亡国論」!物凄いジェットコースターに乗った感覚の100分でした。

 参加者は178名、我々主催のセミナーではまずまずの参加数でしたが、昨日は会場の雰囲気が異常に良かった。中野先生と会場との緊張感というかプレッシャーに挟まれて、司会の私はタジタジでしたね。

 

 やはりセミナーで1番大切なのは会場の雰囲気、それを作るのは講師ではなく聞く側!そう、聞く側の能力が高いことがもっとも重要なことだと思います。私は、個人的に色々なセミナーに顔を出しますが、いくらいい講師呼んでもガッカリするセミナーにぶつかることたま~にあります。そしてそんな時に限って「たいしたことないね」と話をする参加者や主催者が多い。「いやいや今イチなのはアンタだよ」と。。w

 

 参加者は批評家ではありませんね。批評家にならない人はやはり普段から考えながら動いてます(まるでオシムみたいですが、、f^^;)。忙しく動いていて、それでも忙しい時間をぬって参加するからこそ集中するのでしょう。そして昨日は農業経営者を中心に参加呼びかけましたが、半分は農業外からの参加でした。それに皆さんの年齢がとにかく若かった!これには講師の中野先生も相当驚かれていました。若い経営者が多い、何物にも代え難い宮崎県の財産だと思います。

 中野先生も参加者の皆さんのパワーにあてられたのか、その後の交流会にも混ざり、そのまま若手を相手に喋りっぱなしでした。結果、計4時間の講義、何と贅沢な時間だったことでしょう。また1歩、前に進むことが出来ました。

 

 昨日のセミナーの大成功は、ひとえに参加いただいた皆さんのおかげです。中野先生も本音トークありがとうございました。本当に来ていただいてよかったです。スタッフも頑張りました。

また必ず中野先生をお呼びしたいと思います。我々宮崎の経営者はレベルアップした姿で再度先生をお迎えしましょう。本当に皆さまお世話になりました。スタッフを代表しまして深く感謝いたします。

 

P.S せっかく参加いただいたのにご挨拶すること出来なかった皆さま、大変失礼いたしました。

    ご容赦下さいませ。またよろしくお願いいたします。

 

 

農業会議 杉田

詳しくはコチラ

日本の復興と・・・ リーダーに期待すること

 今月末の30日、総会が開かれます。

 

 昨年は口蹄疫の関係で書面総会だった為、約2年ぶりの決算総会となります。計画総会は3月に開きましたが、、、忘れもしない3月11日で、総会中に東日本震災のニュースが流れ、途中にも係わらず「沿岸部にお住まいの方は事務所に連絡するかお帰り下さい」とアナウンスしたこと覚えております。

 

今回の総会、非常に楽しみです。と言いますのも総会後の講演は日本刀の切れ味と評される京都大学大学院の中野剛志准教授による「TPP亡国論」。これは是非皆さんに聞いていただきたい内容。協会としては「賛成・反対」の決議したり、国に意見書出すつもりはありません。それぞれが考えれば済むこと。どちらにしても経営者として対応していかねばならない訳ですから。協会事務局及び農業会議としては、会員さんが学べる・考えれる環境作りをすることと考えます。

 

 実際、TPPの話があるまでは「経済界の勉強しよう」なんて思ったことなかった。お恥ずかしい話です。そういう意味ではTPPは「経済界の考えを知りたい」と思ういいきっかけになったことは確かです。それまでは経団連の会長のお言葉なんて「日本の優秀な企業のトップであり、まさに神様。経営者としても人間としても話すことに間違いはないだろう」と思っていたのですが、、、最近の発言は「これはちょっと・・」と思うこと、ままあります。そしてマスコミ、経団連の企業が自分たちのスポンサーだという事は判りますが、報道というものがスポンサーによって、ここまでわん曲されるとは思いもしませんでしたね。。

 

 先日、目を疑うような経団連会長の言葉がありました。「日本復興のためにもTPP急ぐべし」・・・正直、ボーゼンでしたね。東日本にこれ以上ダメージ与えうるTPP、、、ありえない話です。何のために農地も家も復興させるのか判んなくなっちゃいます。。本来であれば「国の危機に経済界も農業界も手を組んで共に乗り切りましょう」ぐらいのことは言ってほしいものです。なぜ意図的に「経済界対農業」という構図にしてしまうのか、訳わかんない。。w 私に言わせれば「関税あっても輸出で勝てる様、経済界こそ構造改革すべし」です。関税なくしても輸出なんて絶対増えませんから!・・・ただ、こんなこと言っちゃうと、なおさら対立関係になっちゃいます。。

 

 だからこそ、農業界のトップにいる方には「ただ反対」ではなく、「経済界と協力して日本の復興に尽力したい」と言っていただきたいものです。

 

 

 

 

・・・ただ、、、農業界のトップって誰?(←ここが農業の弱点ですよね)

 

          宮崎県農業会議 杉田充司

詳しくはコチラ

新年度になりましてご挨拶

 皆さま、大変お世話になっております。

 

 さて、新年度になりまして新たに!といきたいところですが、東北地方をおそった震災、その後の放射能問題などあり、中々「心機一転」とはいかないところです。本県も昨年は口蹄疫に始まり鳥インフルエンザ、新燃岳の噴火と続き、今だ終息をみない状態です。

 

 ですがこのまま立ち止まるわけにはいきません。ある意味先進的な経営を行ってきた会員の皆さまが今後何を求めていくのか、色んな内容のセミナーを仕組んでいきたいと思います。TPPに関することも(今はもはや死語と化してますが)このまま消え去るとは思えません。

 

 その様な中、今後注目していきたい1つはエネルギーに関することかと思われます。今の状況では原子力発電ももう終わりでしょうから、今後の日本は世界最先端の省エネ・エコクリーンエネルギーの国を目指すべきではないでしょうか。その中心としての街づくりは東北地方になるのでしょうが、農業経営に関しても今までの方法から変わっていく様な気がします。その最先端を宮崎県、さらに当協会の会員の皆さまが走ればいい訳ですし、走るべきではないでしょうか。

 

 世界の経済についても、これまで引っ張ってきたアメリカ、EU、日本の時代は終わり、新たに中国やインドが引っ張っていくことになるかもしれません。国内での災害とは別に世界中で紛争が起こっており、何か見えない力で大きく変化していく時期のような気がします。

 

変化の時代にふさわしい活動を行っていきたいと思っております。

 

                                           農業会議 杉田

 

詳しくはコチラ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月27日

【5月27日 昼】
 
23日に殺処分、埋却まで終わった。
農場内の堆肥は石灰をかけてブルーシートで覆われている。2ヶ月後くらいにまた
この堆肥の処理に来るということだ。
 
昨日、やっと子どもの1カ月検診に行くことができた。
国道10号線を通って、助産院へ向かっていると、消毒ポイントが3か所。一般車両
も全ての通過する車は通らなければいけない消毒。
 
「最初からこれをやっててくれたらね~」
 
と消毒ポイントを通るたびに言いながら行った。
毎日、感染農家は増えている一方、殺処分・埋却には時間がかかっている。主人
は知人の農場へ手伝いにいく予定にしていて、本当は今日出動するはずだった。
何が手まどっているかと言うと、埋却する土地の問題。。
 
知人のところも実家も、土地が決まらないのだ。・・土地はあっても、近隣からの反対。
農業大学校の土地も、国は提供しましたというが、決まらない。。。
近隣の反対なのであろう。
 
知人は、裁判でもなんでも受けるから、早くどうにか進めてくれと穴掘りを開始した。
・・・が、掘った穴を反対しているところから埋められてしまった。。。
 
「なんで??????そんな~。。。ひどすぎる。。。」
 
実家も、準備していた土地の近くの畜産農場の方からの要望でワクチンの抗体がで
きるまで遠慮してくれと。。。
新聞とかでは、土地を買うのを渋っているとか、国有地も町民が結構ですと言ってい
るみたいな記事もあるみたいだけど、、現状はこんなだ。
 
我が家の場合は、農場近くの土地を確保できた。土地の持ち主、畑を借りている人
が快く承諾してくれたから進められた。それでも、発症してから12日目に殺処分が
始まったのだ。
 
実家の農場は今日で11日目。まだ土地が決まってない。。。
農場内では毎日50~60頭の豚が死んでいる。
そして、死んだ豚は膨れ上がって腐っていく。
どうなるんだ・・・。本当に。これで、本当に感染拡大を止めることができるのか???
 
大臣は川南に来て、現場を見てほしい。本当の現状を把握して欲しい。
 
死んでいく豚たちを実際現場ではどうしているかというと、、
写真にとって石灰を振り、堆肥をかぶせる。その繰返しをしている。毎日毎日・・・。
 
「まるで、殺処分を毎日している状態だ」
 
毎日毎日子豚は生まれてくる。農場にいるスタッフの精神状態も心配だ。

詳しくはコチラ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月22日

【5月22日 夕方】
今日も片づけ作業をしている。雨がしとしと降っている。
「今日で終わるのかな~?」
我が家の農場は、もうじき落ち着く。これからが正念場だけど、結果が出た。
再開までは、たくさん考えること話し合うことがあるけど。
忘れちゃいけない事。
「たくさんの人が応援してる」
いろんな活動が行われていて、あたたかいお言葉も山ほど頂いて。。。毎日のよう
うに、応援物資をいただいて。
友人たちの、何かしたいという張り裂けそうな気持に、どう恩返ししよう。。。
わたしに出来ることは何なのか。ありがとう と同時に、気合が入る。
「絶対、復活するんだ!!」
「負けるもんか!!」
一方、メールで仲間の農場が感染したとの連絡が入った。
ワクチン接種が決まって、処分されることになったのだけど、どうしても割り切れない。
ずっと、緊迫した中で夜中まで頑張って消毒していたのに。
苦労して築きあげてきたのに。
言葉が出てこない。言いようのないこのショクは続くのか・・・。もういやだ。正直そう思う。
畜産農家の知り合いは県内にたくさんいる。
「もう、止めて~~~~~!!!!」
そんな気持ちでいっぱい。
 

詳しくはコチラ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月21日

【5月21日 夜】
今日は、農場内にあるもの全ての埋却作業。すべて埋めるのです・・・が、
「堆肥はとりあえず石灰をかけて置いといて、後からまた。。。。」と担当の方が言
いだしたと、、昨日から打ち合わせでモメたそうだ。
感染農場も増え、作業も長引き、きっと急いで処理をしなさいと指令がきているの
でしょう。それは分かります。
ですけど、中途半端に農場に残していて大丈夫なのでしょうか?素朴な疑問。
 
「ウイルスは拡散しないの?ほんとに大丈夫なの?」
 
そして、現場に来て農場を一目も見ずに「石灰をかけて終わります」という担当者。
昨日の担当者とも堆肥について打ち合わせていたのに、今日は違う担当者。。
簡単に、堆肥に石灰をかけて終わりと言われても・・・。
 
主人は
「ここに来て1回でも見たか?」 「この状態でどうやって石灰をかけると?」
「指示をするのは構わんけど、現場を見らんで分かると?」
「ウイルスをちゃんと処分せんと他にも迷惑かけるし、再開も出来るか!!!」
 
と怒っていたそうだ。
今日は、主人の指示の元、来てくださった方々が作業を進めてくれたそうだ。
作業してくださった方は、主人の指示にしたがって、ちゃんちゃん仕事をしてくだ
さったそうです。
主人は、一目も見ずに、現場を仕切ろうとしている方に腹を立てたのだ。
 
どこの会社にでも、いろんな人がいる。よく動ける人、指示がないと動かない人、
進んで動く人。。。なので、みんながみんな、そうではない。
担当者の方には、ちゃんと農場内の堆肥がどうなっているのかを見てもらって、
豚舎というものの構造・しくみ、糞・尿がどういう状態で、農場内にあるのかを知っ
てもらって、意見を聞いたそうだ。「僕が言ってることは間違ってますか?」と。
 
「これは、ちゃんと伝えないといけないと思います」「簡単ではないです」
 
との答えだったそうです。そして、電話でどこかにお話ししていたそうだ。
 
昨日の殺処分も1日で終わったのは、仲間の手伝いがあったから。。殺処分が終
了している仲間が、進んで手伝いに来てくれて、仕事が早かったんです。
豚に慣れているし、作業手順も理解している。
 
・・・いろんな人が作業する中、現場指揮官がいないのです。
 
我々、畜産農家の者はこの口蹄疫という恐ろしい病気で犠牲になった牛や豚につ
ぐないをしなきゃいけない。それは、2度とこのようなことが起こらないようにすること
と、しっかりとしたマニュアル作りができるまで、声を挙げ続けることだと思う。
 
でも・・・ガランと何もない豚舎を想像すると、やっぱり涙が止まらない。

詳しくはコチラ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月20日

【5月20日 夜】(ツイッターに書き込みながら)
我が家の殺処分、終了。明日は片づけをするそうだ。
どんだけの作業かというと、ユンボ2台・ショベル2台・小型ショベル1台・4tダンプ
2台・作業員約50名(数えられんかったそうだ)獣医さん20名。朝の10時くらいか
ら16時までかかりました。840頭の処分です。
豚舎の構造的に、重機が入るスペースが限られている。埋却する土地はうちはと
ても近いほうだと思う(近くの土地が見つからない方のほうが多いのではないか)。
近いけどダンプ2台で埋めるところまで運ぶのです。大変な作業です。この作業に
慣れている人は・・・いない。
今回の口蹄疫で、何度も現場で頑張っていただいている方は少しは作業の仕方
は理解しているかもしれないけれど、県外からも獣医さんの応援があり、3日間交
代くらいで入れ替わり立ち替わり作業にあたっていただいているそうです。
(聞いた話です、間違えていたらすみません)
分かりやすく言うと、即席チームなのです。見知らぬ人たちで作業をするわけです。
指揮をとる方の言う通りにしない方もいるでしょう。現場は最初からスムーズに流れ
るわけではないのです。豚に慣れていない人が殆どです。豚もたまらんです。
だから、仲間の方は自ら手伝いに!!と動いてくれたのです。
毎日感染が増えています。殺処分される牛や豚も増えています。
必要な人員と機械。想像がつかないくらい追いついていない状況と把握できます。
実家の農場は、我が家のほぼ10倍。どんだけ・・・。
急がなきゃいけない状況、少しは伝わるでしょうか?処分を待てば待つほど、ウイ
ルスは増え続け・・・ 日々、ウイルスを培養しているのと同じなのです。
埋却する土地が決まっていない農場もまだまだあります。
知事の大変さ、国との調整、発症した農場主の気持ち。防疫に奮闘している農場
主の気持ち。それぞれの想い・戦いがあると思います。完璧な対策っていうのは無
いのだろうけど、、。
一番いい方法ってなんなんだろう。考え出したらきりがないです。
みなさんの生活にも何かしら影響しているはずです。学校の行事が中止とか、祭り
が中止とか。。。1日も早く、収束を願うばかりです。結論はいつも、ここだな~。
早く収束を願う・・・。 

詳しくはコチラ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月17日

【5月17日 夜】
我が家の殺処分、穴掘りが始まった。仮掘りだそうだ。明日には、完了する予定。
緑のきれいなこの季節なのに、なんだかな~。
「ここに埋めるんだ」
口蹄疫に感染した母豚が3頭、子どもを産んだ。この子たちのうち、3匹が今日
息をひきとった。農場全体では7匹。。
怖いウイルスだ。
ニュースで人にもうつる的な発言をしていたと主人。それは、ないと断言できる。
毎日、ウイルスを吸っているのだ。
そして、このウイルスは空気で飛んでいるとしか思えない。毎日のようにあんなに
消毒してるのに。。。
実家の農場は、ウインドレス豚舎。入口から入る車は、消毒をしないと入れない
構造になっている。
口蹄疫が出てから、スタッフも、朝来たらシャワーして入る。農場内で着る作業
服は、農場内で洗濯。農場から一歩もでることはない。
農場内で履く長靴は、外(農場内)を歩くのと豚房の中を歩く長靴も分けている。
出荷に行くスタッフは、1日に何回もシャワーを浴びる。
農場内の別の豚房(例えば肥育舎→子豚舎に移動)へ出入りする際も帽子から
ら靴下まで着替えてから!
これは、常日頃からやっていること。
作業服を着たまま、長靴を履いたまま、外を出歩くこと自体、養豚農家ではタブー
な事なのです。
なのに、発症したのだ。空気としか考えられない。しかも、周りの農場も一気に、同
じ日に発症している。
・・・としたら、
「ウイルスは日に日に数を増やし、日に日に強くなっているんじゃないか?」
全ての発症農家から、症状の詳細をリサーチすべきだと思う。発症して、こんな何
日も経っていたら、確実に拡がるんだ。
一気に作業も終わらせる必要がある。それは、もう証明されたと思う。
発生してから1カ月、その期間がどれだけ長くて、どれだけこの被害を拡大させた
か、誰もが理解できるはず。
すでに新富へ飛んでいる。
食い止めてるとは言えないのも証明された。
これ以上の拡大は許されません。一気に、封じ込めてください!!!
総理、お願いします。検討してる暇はありません。

詳しくはコチラ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月16日

【5月16日 朝】
まず、、、私の実家は養豚場です。そこで豚を生産・販売しております。
わたしもスタッフの一員。ただ今産休中です。
スタッフの一人の子は口蹄疫が発生してから、仕事がないので収入がない。
幼い子どもを持つ主婦でもあるので、待たせていても、先が分からない。
いつ再開できるかも分からない。
常務に相談し「仕事を探してて。いつになるか分からないから」と電話をしていた。
電話を切ってすぐ、常務から折り返しの電話、、、
「出たわ」
。。。。。。。。とうとう。
「リセットじゃ。こっから這い上がるしかないからよ」
口蹄疫が発生してから1カ月がたとうとしている。きっと、ずっといろいろ考えてい
たんだろう。父も母も覚悟はしちょると言っていた。
我が家が発症した時も、母は「仕方ないが、どうしようもなかったが」と言い、時々
「元気かい?」のメールをくれていた。自分たちもつらいつらい毎日だろうに。。
父は、この農場を1代で築きあげた。たくさんの情熱と苦労がしみ込んだ農場だ。
いろいろ考えると涙が出る。
我が家も、実家も。。
一方、我が家の現場は今頃穴を掘っているだろうか。。。
【5月16日 夕方】
主人が帰ってきた。
「始まった?」
「いいや、誰も来ん」
「!!!!!!!」
また1日延びた。もういい加減にしてくれよと叫びたい気分だ。
ぶつけるところもなく、いかりを口に出し合うことでしかできない。
「国は、宮崎を潰す気じゃ?全滅するのを待ってるっちゃろか?」
そうではないんだろうけど、そう言いたくなるよ!
いつになったら、本気を出してくれるんだろう。
たっくさんの人がヤキモキして、いろんな活動をせずにはいられなくて、発症した
仲間の方は、一般応募で作業員の登録までしている。
早く終わらせたい、助けたいの一心で。。。
「うち、土地も買いますって、場所が決まったじゃないですか!」
保証や何やらは全く見えない状態なのに、私たちには「買うしかないんです」って
言っといて。
理不尽やわ~と思うけど。
でも、どうにかしたいから、進めたいから、そうしてるじゃないですか!!!
最初っから、国を挙げての問題だって言ってるのに。
あ~、どんどん 言ってもどうしようもないことばっかり出てくる。
分かってる、腹を立てても何にもならないことは分かっている。
これ以上拡げたくないから、一刻も早く、処分しないと、川南だけの問題じゃなくな
りますよ。
今頃、一般車両の消毒が始まって。遅いよ~。
きっと、県内の他の市町村の方は気が気じゃないはずです。どんどん拡がってい
ます。なのに、ニュースといったら、もう終わったような言い方をして。
まだ終わっちょらん!!!まだまだ終わっちょらん!!!
結局、またえさを注文。
また豚たちを1日苦しめる。。。

詳しくはコチラ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月15日

【5月15日 朝】
5時ころ授乳をして、子どもと一緒にまた寝ようと思ったけど眠れない。
(3時間半は寝たな~)
時計とにらめっこしながらいろいろ考え事。
今日だ。
いよいよ始まるんだな~
【5月15日 夕方】
朝からテレビはつけないで、面白いことばっかりしていた。
現実逃避。。
でも、気になる。。。
主人からさっき電話があった。午後4時前報告だ、現実逃避はここまでだな~
・・・深呼吸してから電話をとった。
「始まったと?」と聞いたら怒りの電話だった。「現場の情報を流してくれ!」と。
ニュースで殺処分が進んでるようなことを言いよるけど全然違うよ。
まだ、誰も来んし、重機も来てない!!
もう、7日目よ!
隣は、8日目よ!
母豚は元気な子を探すほうが難しいくらい広がっちょる。肥育のほうも足が悪い
のが出よる!
えさも食べんから、口元にもっていって食べさせて水も1頭1頭口まで運んでる。
電話のそばで、義母の声も聞こえた。
「こん子も足が痛いっちゃが~、ごめんね~」
みんなこんげな思いして待ってるのに、やっぱ現場の声は届かんとか~?
この待ってる間に、どんどんウイルスも出よるとよ!!
・・・まるで拷問だ。
殺されるのに、痛い思いをしてからなんて。しかもウイルスがどんどん増えてる!
必死で止めようと、広げないようにと消毒しているけど、仕事終えたら、うがい・鼻
洗いもしてるけど、ウイルスがどんどん、どんどん放出されているのだ。
(風に乗って飛んでいく可能性もあるんでしょ?!)
(鳥やカラスが持っていくかもしれないんでしょ?!)
ウイルスが放出されているなら、止まるはずがないじゃん!!
感染はまだ止まっていない!封じ込め出来ていない!
現場に来てくださっている方々は、本当に頑張ってくれています。うつになりそう
なくらいの思いをして・・・。でも、足りない。足りてないんです。
感染農家も増える=また人がいる。。。
ネズミ算式に人員が必要になってきます、すでにその状態なんじゃないでしょうか!

詳しくはコチラ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月14日

【5月14日】
発症から6日目。日に日に農場内の豚が感染していく。
足が痛くてなかなか歩けない、えさが食べれない、そんな状態を見ているのもつらい。
お腹に子どもがいる豚にも感染はひろがった。
早く、1日も早く、楽にしてあげたい。
主人と、義母は日に日に、苦しめられる。
日に日に痛がる豚が増えていくのをみながら、「ごめんね」となぜる
頭数が増えていく。
早く、楽にしてあげて。。。
早く、早くという思いで、1日を終えるのだ。
夜中も痛がっているのかな?
そんなことを考えながら
いよいよ、明日穴掘りがはじまる。

詳しくはコチラ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月13日

【5月13日 夜】
作業日が決まった。15日・16日で穴を掘るそうだ。一方で、感染は拡大。。
仲間からの情報配信メールの音に、ビクッとなる。送ってくれているTさん、毎日つ
らいだろうに。。。
殺処分される豚さんたち・・・お腹に子どもを宿している豚もいる。。お腹の中の豚
も、頭数に入れてよ。。
生きてるのに!
処分は、農場内のえさや、ストックしている薬品なども全部だという。ストックしてい
るえさも。。
口蹄疫に感染して、処分が始まるまで何日待つのかな?
仲間のところ、もう今日で9日目じゃないか?
処分が決まってるけど、毎日同じようにえさをやっているが、日に日に元気がなくな
るって言ってた。
うううぅ。
死なせてしまう豚さんたちの供養、してくれるかな?我が家は白髭(しらひげ)神社
に毎年お参りに行ってます。ここは、家畜の神様をまつっているという神社。
主人と義母は毎日毎日、いつも以上の消毒をして防疫をしてきた。最後の2件に
なっても諦めずに頑張ったつもり
「豚も分かってくれるはず、許してくれるはず」と、日々世話をしながら、豚に謝って
いる。。
後で分かったことだけど、周りの牛や豚農家はべら~っと感染していたそうだ。
・・・そう、後で分かったのです。
この非常事態に、個人情報がどうとか・・・言ってたらダメなんだ。
しっかり、ここの農場で感染した!と分からないと、気をつけようがないのです。

詳しくはコチラ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月12日

【5月12日 朝】
主人からの電話で「買う土地が決まった」と。
昨日の話しだが、役場の人がきて土地の相談。まるで、犯罪者あつかいやったと。
言ってることは分かるとよ。でも「そんな言い方あるか~」という状況やったと。。
「土地はあっとね?」「・・・ありません」
選択肢は4つ
①国有地②自分の土地③埋却する人に便乗して埋めてもらい、謝礼を払う④買う
今、畑として使っている土地しかない。しかも、その畑にはサトイモが植わってる。
○○くんが植えている畑。すでにスイートコーンは収穫できず、ここのサトイモが
ダメになると、根こそぎ収入減を奪うようなもんだ。
それはできん。
そして③はとてもじゃないけど、そんなこと言えるか~~~~!
(みんな、自分とこで精一杯なんだぞ。。。)
なのに、役場の人ったら、、、
「だれか一緒に埋めてくれるって言う人はおらんね?言ってみたら?」
「アホちゃうか。言えるはずがないだろ!そんなこと」
言い方ってもんを知らんのか。
でも、主人はこらえたそうだ。
「例えば、捨て土地を売ってくれる人とかの仲介はしてくださるんですか?」
「それは、自分でせんといかんわね。」
町は、仲介とかしないという姿勢。
うわ~、話にならん。。
とにかく、土地はないんです・・・と帰ってもらい、担当課の課長さんに電話。
「言われてることは全部わかるんですけど、担当変えてもらえませんか?」
「仲介はしてくれないんですかね?」
「とてもじゃないけど、豚を埋める土地を売ってくれと言って探すことは難しい」
とお願いしたら、
「すまんねぇ、そんげな言い方をさせて」「担当は、俺がするし、今ここで話を聞く」
「仲介は、もちろん町がすることだし出来ることは全部するから」・・と。
主人はすでに落ち着いて、どうしようかね~と考えていたがわたしが怒りまくり。。。
「結局、批判とか反論とかデモとか起きるのは人間の仕業なんだ」と、改めて思う。
そして、今日知人が所有する農場近くの土地を売ってくれるとのこと。
畑を貸している○○くんにも承諾を得て、土地を所有する知人も動いてくれた。
後は、すぐ横の老人施設に許可を得なきゃいけないそうだ。
了承してくれるだろうか・・・。
主人はこの問題で身近なところでもめたくないし、迷惑をかけたくないというのが1
番の想い。「それに、早くせんと豚がどんどん感染しよる」と。
【5月12日 ツイッターを見ての気持ち】
わたしの今までの言ってること、書いていることはもしかしたら、現場を見ていない
から書けることかもしれない。軽い言葉がいっぱいあったかも。。。
さっき、ツイッターで豚を埋めている作業の写真を見てしまった。
言葉が出ず、苦しくて、呆然となった。
『百聞は一見に如かず』
これが現実なんだよね。
ごめんなさい、豚ちゃんたち。
守ってやれなくて

詳しくはコチラ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月10日

【5月10日 昼】
本日、家畜保健所、 がきて事情聴取。いらしたのは都城の家畜保健所の方。3月
にさかのぼりえさのルートなどを聞かれた。
全て農協からの仕入れなので、口蹄疫ウイルスが入るという可能性はゼロ。
「もう、これは人災です。私達はただすみませんとしか言えなくて」と家保の方。
「怒られなかったのも、ここが初めてです」と、泣きながらの事情聴取。。
(怒る暇もないのではないかと思う。。。)
義母も涙ながらに、「こんな可愛い子らを殺さなきゃいけない。。」と精一杯話して
いたそうだ。
「埋却の土地のことを明日、役場の方と話してください」とのこと。
(1日にちずつか。。。いっきには話は進まないものか。時間かかるのね。。)
それにしても、理不尽だ。
4月20日から無収入の状態が続き、えさ代を払えるように運営資金を借りにいき。
そして、発症して豚は全部殺される。殺してしまう。。。
そして埋却する土地は買わなきゃいけない。。
ただ、死なせた豚を埋めるだけの土地。
正直、何じゃそりゃですよ。
どこにそんな資金があるのか、ただでさえ借金増やして苦しいっちゅうのに。
どうするんだろう。。
【5月10日 夜】
9時30、家畜保健所から検査結果の電話(この時間まで仕事してるんだなー)
結果は陽性。
分かってはいたけど、ハッキリと結果を聞くまで、もしかしたら陰性かも。どうかウソ
であって欲しい。と願っていた。
ハッキリ聞くと、分かっていてもショックを受けるものですね。。
明日、埋める場所などの打ち合わせを役場の方としなきゃいけないとのこと。
600頭で、一反いるらしい。そんな土地ないよ。埋める場所の土地も買わなきゃい
けないのか???
不安ばかりつのる。
主人は「忘れるもんか」と、1頭ずつ見て回った。791頭もの可愛い豚を殺処分しな
きゃいけないとのこと。
そして「最後まで愛情込めてエサをやり、床にまくのこくずもいつも通りひいてやる」
って・・・。しかも、明日新たに出産する予定の豚もいると。
(殺されるために、産まれてくるんじゃないのに)
(美味しく食べてもらうために、産まれてくるはずなのに)
涙がとまりませんでした。
主人の前で泣いてはいけないと思っていたけど、こらえきれんかった。豚や牛農家
だけの問題ではありません。
今日聞いた話だと、ポテトチップス用と、飼料用のジャガイモを作っている農家さん
が、北海道に出荷予定やけど、飼料用のは買ってもらえんかも。。。
かなり大量に作ってらっしゃるのに。。。死活問題は川南全体に広がりそうだ。

詳しくはコチラ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月9日

(事務局より)
法人協会若手経営者・後継者ネット会員のAさんの手記をご本人同意の
下公開いたします。Aさん(本会会員:川南町(養豚))の娘さんで、嫁ぎ
先も同町の養豚農家)。4月20日農林水産省による「宮崎県において口
蹄疫発生」のプレスリリースの時点では、ご出産のため入院中であった。
そして、、5月9日に嫁ぎ先が口蹄疫発症。直後から事務局宛にメールし
ていただいてたものを掲載いたします。
公開にあたっては事務局でもかなり迷いましたが、ご本人の「この現状を
形に残したい」との思いを受け、公開することにいたしました。また、ツイッ
ター等により閲覧される一般の方々も沢山いらっしゃることから、会社名・
ご本人名等はふせております。御了承下さいませ。
これによって、現場の方々がどのような状況なのか、どんな思いでいるの
か、少しでもご理解いただければ幸いです。
【5月9日 朝】
朝8時。連続2回の電話。2回連続の時はぜったい出てよの合図。
嫌な予感...
「出た。駄目じゃ」
あんなに消毒してたのに・・・
恐ろしい伝染病だ。
やっと昨日、役場の人に承諾してもらって農場の前の道を封鎖したのに。
どこにも迷惑をかけない道なのに、封鎖もできんで。
消毒してない車も山ほどある、知らない人は平気で通る。
町としても、もっと何かできるやろうに。
見殺しや。ほんと、腹が立つ。
戦いはこれから・・・だ。。。
そして、主人の母から電話。
「あんた達は、まだ若いから気を確かに持ってしっかりね」声が震えてる。。。
「はい、頑張ります。。」と電話を切った。
(えぇ~、豚を殺してしまうんだ。。。)
(うそ~、陰性かもよ~。信じたくない。)
(ほんとに全頭処分やと~~~?)
ただ涙するばかりです。
でも、わたしがしっかりしなきゃ‼主人と義母はもっとツライはず。
でも、ほんの少しわずかに心にホッとするような気持ち。気が抜けたのか?
いかん、ホッとしちゃいかんやろ~!ほんの少しホッとしたなんて
口がさけても主人には言えない。。。
【5月9日 昼】
さぁ、泣いてばかりはいられない。
農場から出れないであろう、主人の着替えなどをまとめていたら、電話がなる。
「おれ、帰れるわ~」
へっ???なんで???
何でも、家畜保健所の方から渡された注意事項などが書いてある紙には、外出す
る時はシャワーを浴びてからにしましょう。くらいのことしか書いてない。
発症した仲間の農家さんに聞いたら、消毒、着替えとシャワーは徹底してるけど
外出禁止とは言われんかったよ、と。
我々がどんだけ過敏に、外出を極力控え、消毒、着替え、風呂を徹底していても
家畜保健所の方は、お帰りの際、家庭用の除草剤をまく時に使うようなシュポシュ
ポを出し、消毒をしようとしていたので、主人が「他にうつってもらったら困るから」
と消毒してあげたとさ。
(ガックリくるー。何でそんなん?)
(そのくらいの知識・意識しかないんだわ。。知らないんだわ。。。)
(そりゃ、こんなにも広がるわけさ)
お昼に友人が、買い物をしてきてくれた。「1日に8回消毒してるから、大丈夫よ」
「あなたは産後まだ日が浅いんだから無理しなさんなって」って。
ありがたい。
外の様子を教えてくれた。友達の子供は、発生した農場付近の小学校に通学。
「道路の封鎖も中途半端よ」
「封鎖と封鎖の間の道はバンバン車通るし、子ども迎えの車が多いし、、」
「車で来るから買い物して帰ろうかと遠出するわ~」
「広がるて~、腹が立つ!!」
「こんな時くらい、町がスクールバスみたいなのを出してくれても・・・」って。
友達は、川南で飲食業をしている。
「早く終わってくれんと、店も暇すぎて・・・。」
だよね。。。誰も動かんもんね。。。
【5月9日 夜】
主人と、今後のことや、いろいろをお話し。わたしの気持ちを伝える。
Aさん:「このまま、この問題を終わらせてはいかん!ツライかもしれんけど、今の
     現状を形に残そう」主人も理解を示す。
Aさん:「お母さんは大丈夫?」
ご主人:「いっとき座りこんじょったけど、1時間くらいしたら、えさやり始めたがね」
Aさん:「また、養豚を続けるの?」
ご主人:「うん!口蹄疫が出てからずっと考えてたけど、やめることは考えんかった」
     「・・っていうかこのままで終われるか!!こいつらを死なせてしまう責任は
     とらんといかんし。守ってやれんかったし」
Aさん:「十二分に頑張ったよ」「豚を死なせてしまうことは忘れてはいかんし、その
     キズは一生残るけどね」
     「あたし達は、生きていればどんだけでもやりなおせるが!!」
ご主人:(うなずく)「ま、借金ばっかり増えるけどね。。。」
     「いろんな人から電話がきてよ。心配やら応援やら。ありがたいね~」
     「これが全てやないやろか~。人とのつながりが宝やわ」
     「○○くん(近所でじゃがいも、ニンジン、スイートコーンを植えている農家
     さんで、うちの農場横にも畑をもっている。)も口蹄疫でてから「お前んちに
     は近づかんかいね、それは安心しちょってよ」って言ってくれてよ~、自分
     とこなんかスイートコーンの収穫ができんとよ」たまらんて。川南の農業全
     体が被害にあっちょるとよ」
そうなのだ。畑の肥料もまけず、発生したところは封鎖されるから、近くの畑には収
穫にも行けない。お茶をしているSさんは、茶畑のとなりが養豚場で、そこが発症し
てしまったので(何の連絡もなく消毒液を撒かれたから)一番茶は取れず。。。との
こと。口蹄疫が出て、大変なのは分かるし、農場の人の気持ちも分かる。
連絡さえしてくれれば、どうにかしようがあったのに。。
いろんな問題がありすぎて、川南はピンチ!
町長、現場を分かってんのかな~?
主人に「大丈夫?今は気が張ってるから大丈夫かもしれんけど、家に帰ってきたら
吐き出してよ。無理せんでね」と言ったら「家に帰ってきたらより気合が入るだけよ」
「お前と息子の顔見たら頑張らにゃ~ってなる」って。
精一杯支えなきゃ。。。
殺処分に至るまでの経緯はまったく分からない。日にちがかかることは間違いなさ
そうだ。この先、どうやって養豚業再開の日を迎えるのかも想像できない。
何も決まってないし、生活はすすんでる。
不安は山積みだ~。

詳しくはコチラ

赤松大臣との意見交換会感想コラム「亡国への旅」

 5月10日、赤松大臣との意見交換会に本協会尾崎副会長が出席。下記はオブザーバーとして同席した事務局の感想コラムです。

 

【亡国への旅】

 本日の赤松大臣との意見交換会、参加した農業関係団体代表者4名の思いは「早く止めたい。対象地区の方々の悲痛な叫びを届けたい」、その一点。「1人5分という限られた時間の中で一生懸命伝えよう。本当に訴えたい人達はここには来れないのだから」・・・ただ、、この思いは一方通行で終わりました。この危機を乗り越えるために意見を聞きたいとは思ってもいなかったようです。

 

 冒頭、国家レベルの危機という思いは全くない大臣の挨拶が15分。内容は「宮崎県がキチンとしてない」「農業者がキチンと消毒してない」「国はやってる」「私は指示した」。そして農水省から資料の説明が15分という暴挙。。(そんなん、後で読みますよ)叫びそうになる自分を何度も抑え、やっと意見交換へ。

 

 憤りを腹に抑え込み、ゆっくりと話し出す酪農経営者I氏。「私たちはこの状況を早く止めたい為、ここに来たんです!」(ピシッ!と空気の変わる音が聞こえた)。そして涙の訴え。記者席からフラッシュ、フラッシュ、フラッシュ。続いて法人協会尾崎副会長、(有)尾鈴ミートの遠藤さんから電話で聞き取った意見をぶつける。「埋設する土地の確保をお願いしたい。まずそこをやらないと先に進めないんです」「国や県の所有地(林)を提供していただきたい」フラッシュ、フラッシュ、フラッシュ、、。そうなんです。

 

まず、今、何をやらねばならないか!なのです。

 

 その後2名が意見を述べ終了。きっちり1時間で終了した意見交換、経営者の叫びは届いたのだろうか。私の大切な友人は、夫婦で「生きていれば何とか・・・」とこれからのことを話し合ったという。夫婦間でこのような会話が出ること、これを非常事態と言わずして何というのか。あまりにも危機感がなさすぎる。

 


 ついに亡国への旅に出た日本、帰還できる日はいつになるのか。

詳しくはコチラ

事務所移転のお知らせ

事務所を移転しました。バタバタしており、連絡遅くなり申し訳ありません。新しい住所は、、

〒880-0913

宮崎市恒久1丁目7番地14(恒久小学校前)

TEL(0985)73-9211 FAX(0985)52-1102

です。

社団法人宮崎県農業振興公社と同じ敷地内になります。皆様、何卒よろしくお願いいたします。

詳しくはコチラ


Copyright 2011 (社) 宮崎県農業法人経営者協会 All RIght Reserved.