みやざきの力 (社)宮崎県農業法人経営者協会
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アグリブログ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月27日

【5月27日 昼】
 
23日に殺処分、埋却まで終わった。
農場内の堆肥は石灰をかけてブルーシートで覆われている。2ヶ月後くらいにまた
この堆肥の処理に来るということだ。
 
昨日、やっと子どもの1カ月検診に行くことができた。
国道10号線を通って、助産院へ向かっていると、消毒ポイントが3か所。一般車両
も全ての通過する車は通らなければいけない消毒。
 
「最初からこれをやっててくれたらね~」
 
と消毒ポイントを通るたびに言いながら行った。
毎日、感染農家は増えている一方、殺処分・埋却には時間がかかっている。主人
は知人の農場へ手伝いにいく予定にしていて、本当は今日出動するはずだった。
何が手まどっているかと言うと、埋却する土地の問題。。
 
知人のところも実家も、土地が決まらないのだ。・・土地はあっても、近隣からの反対。
農業大学校の土地も、国は提供しましたというが、決まらない。。。
近隣の反対なのであろう。
 
知人は、裁判でもなんでも受けるから、早くどうにか進めてくれと穴掘りを開始した。
・・・が、掘った穴を反対しているところから埋められてしまった。。。
 
「なんで??????そんな~。。。ひどすぎる。。。」
 
実家も、準備していた土地の近くの畜産農場の方からの要望でワクチンの抗体がで
きるまで遠慮してくれと。。。
新聞とかでは、土地を買うのを渋っているとか、国有地も町民が結構ですと言ってい
るみたいな記事もあるみたいだけど、、現状はこんなだ。
 
我が家の場合は、農場近くの土地を確保できた。土地の持ち主、畑を借りている人
が快く承諾してくれたから進められた。それでも、発症してから12日目に殺処分が
始まったのだ。
 
実家の農場は今日で11日目。まだ土地が決まってない。。。
農場内では毎日50~60頭の豚が死んでいる。
そして、死んだ豚は膨れ上がって腐っていく。
どうなるんだ・・・。本当に。これで、本当に感染拡大を止めることができるのか???
 
大臣は川南に来て、現場を見てほしい。本当の現状を把握して欲しい。
 
死んでいく豚たちを実際現場ではどうしているかというと、、
写真にとって石灰を振り、堆肥をかぶせる。その繰返しをしている。毎日毎日・・・。
 
「まるで、殺処分を毎日している状態だ」
 
毎日毎日子豚は生まれてくる。農場にいるスタッフの精神状態も心配だ。

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