みやざきの力 (社)宮崎県農業法人経営者協会
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アグリブログ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月12日

【5月12日 朝】
主人からの電話で「買う土地が決まった」と。
昨日の話しだが、役場の人がきて土地の相談。まるで、犯罪者あつかいやったと。
言ってることは分かるとよ。でも「そんな言い方あるか~」という状況やったと。。
「土地はあっとね?」「・・・ありません」
選択肢は4つ
①国有地②自分の土地③埋却する人に便乗して埋めてもらい、謝礼を払う④買う
今、畑として使っている土地しかない。しかも、その畑にはサトイモが植わってる。
○○くんが植えている畑。すでにスイートコーンは収穫できず、ここのサトイモが
ダメになると、根こそぎ収入減を奪うようなもんだ。
それはできん。
そして③はとてもじゃないけど、そんなこと言えるか~~~~!
(みんな、自分とこで精一杯なんだぞ。。。)
なのに、役場の人ったら、、、
「だれか一緒に埋めてくれるって言う人はおらんね?言ってみたら?」
「アホちゃうか。言えるはずがないだろ!そんなこと」
言い方ってもんを知らんのか。
でも、主人はこらえたそうだ。
「例えば、捨て土地を売ってくれる人とかの仲介はしてくださるんですか?」
「それは、自分でせんといかんわね。」
町は、仲介とかしないという姿勢。
うわ~、話にならん。。
とにかく、土地はないんです・・・と帰ってもらい、担当課の課長さんに電話。
「言われてることは全部わかるんですけど、担当変えてもらえませんか?」
「仲介はしてくれないんですかね?」
「とてもじゃないけど、豚を埋める土地を売ってくれと言って探すことは難しい」
とお願いしたら、
「すまんねぇ、そんげな言い方をさせて」「担当は、俺がするし、今ここで話を聞く」
「仲介は、もちろん町がすることだし出来ることは全部するから」・・と。
主人はすでに落ち着いて、どうしようかね~と考えていたがわたしが怒りまくり。。。
「結局、批判とか反論とかデモとか起きるのは人間の仕業なんだ」と、改めて思う。
そして、今日知人が所有する農場近くの土地を売ってくれるとのこと。
畑を貸している○○くんにも承諾を得て、土地を所有する知人も動いてくれた。
後は、すぐ横の老人施設に許可を得なきゃいけないそうだ。
了承してくれるだろうか・・・。
主人はこの問題で身近なところでもめたくないし、迷惑をかけたくないというのが1
番の想い。「それに、早くせんと豚がどんどん感染しよる」と。
【5月12日 ツイッターを見ての気持ち】
わたしの今までの言ってること、書いていることはもしかしたら、現場を見ていない
から書けることかもしれない。軽い言葉がいっぱいあったかも。。。
さっき、ツイッターで豚を埋めている作業の写真を見てしまった。
言葉が出ず、苦しくて、呆然となった。
『百聞は一見に如かず』
これが現実なんだよね。
ごめんなさい、豚ちゃんたち。
守ってやれなくて

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