みやざきの力 (社)宮崎県農業法人経営者協会
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アグリブログ

口蹄疫 「現場からの声 Aさんの手記」 5月10日

【5月10日 昼】
本日、家畜保健所、 がきて事情聴取。いらしたのは都城の家畜保健所の方。3月
にさかのぼりえさのルートなどを聞かれた。
全て農協からの仕入れなので、口蹄疫ウイルスが入るという可能性はゼロ。
「もう、これは人災です。私達はただすみませんとしか言えなくて」と家保の方。
「怒られなかったのも、ここが初めてです」と、泣きながらの事情聴取。。
(怒る暇もないのではないかと思う。。。)
義母も涙ながらに、「こんな可愛い子らを殺さなきゃいけない。。」と精一杯話して
いたそうだ。
「埋却の土地のことを明日、役場の方と話してください」とのこと。
(1日にちずつか。。。いっきには話は進まないものか。時間かかるのね。。)
それにしても、理不尽だ。
4月20日から無収入の状態が続き、えさ代を払えるように運営資金を借りにいき。
そして、発症して豚は全部殺される。殺してしまう。。。
そして埋却する土地は買わなきゃいけない。。
ただ、死なせた豚を埋めるだけの土地。
正直、何じゃそりゃですよ。
どこにそんな資金があるのか、ただでさえ借金増やして苦しいっちゅうのに。
どうするんだろう。。
【5月10日 夜】
9時30、家畜保健所から検査結果の電話(この時間まで仕事してるんだなー)
結果は陽性。
分かってはいたけど、ハッキリと結果を聞くまで、もしかしたら陰性かも。どうかウソ
であって欲しい。と願っていた。
ハッキリ聞くと、分かっていてもショックを受けるものですね。。
明日、埋める場所などの打ち合わせを役場の方としなきゃいけないとのこと。
600頭で、一反いるらしい。そんな土地ないよ。埋める場所の土地も買わなきゃい
けないのか???
不安ばかりつのる。
主人は「忘れるもんか」と、1頭ずつ見て回った。791頭もの可愛い豚を殺処分しな
きゃいけないとのこと。
そして「最後まで愛情込めてエサをやり、床にまくのこくずもいつも通りひいてやる」
って・・・。しかも、明日新たに出産する予定の豚もいると。
(殺されるために、産まれてくるんじゃないのに)
(美味しく食べてもらうために、産まれてくるはずなのに)
涙がとまりませんでした。
主人の前で泣いてはいけないと思っていたけど、こらえきれんかった。豚や牛農家
だけの問題ではありません。
今日聞いた話だと、ポテトチップス用と、飼料用のジャガイモを作っている農家さん
が、北海道に出荷予定やけど、飼料用のは買ってもらえんかも。。。
かなり大量に作ってらっしゃるのに。。。死活問題は川南全体に広がりそうだ。

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